2021年04月30日

株式会社日本パブリックリレーションズ研究所(本社・東京新宿区、代表取締役社⾧兼所⾧・井之上喬)は、当所が監修・制作した絵本『なかなおり』(作カピリナ・朝日学生新聞社刊)を、全国約530カ所の児童養護施設に寄贈します。5月5日「こどもの日」までに各施設へ届けられるよう、4月28日までに発送作業を完了しました。


絵本『なかなおり』は、社会で出会うさまざまな人ときずなをつくり、協力して目標を達成する方法「パブリック・リレーションズ」を子どもたちに楽しく身につけてもらう絵本として、2018年7月に発行されました。この絵本では、パブリック・リレーションズの3要素である「倫理観」(おもいやり)、「双方向性コミュニケーション」(お互い話し合う)、「自己修正」(間違っていたらなおす)を、主人公のクマくんの成⾧を通じて分かりやすく表現し、目標を達成するまでのプロセスをストーリーとして描いています。

コロナ禍で日々のコミュニケーションが制限される中、日本中の児童養護施設の子どもたちが一生使えるパブリック・リレーションズの基本を身に着け、自立する力を養ってもらいたいという願いを込め、このたび当所は無償で寄贈することを決めました。

なお当所は、昨年創業50周年を迎えた株式会社井之上パブリックリレーションズ(本社・東京新宿区、代表取締役会⾧兼CEO・井之上喬、代表取締役社⾧・鈴木孝徳)のグループ企業として2004年8月に設立。幼児から大人まで、幅広い世代へのパブリック・リレーションズの普及と教育を目的に、各種講演活動や教材開発、人材育成などを行っています。

この件に関する問い合わせ

〒160-0004
東京都新宿区四谷4-28-4YKB エンサインビル12F
株式会社日本パブリックリレーションズ研究所
TEL : 03-5368-0911 www.japan-pri.jp
担当・加藤 shii.kato@japan-pri.jp

 

絵本「なかなおり」について

  • 発行:朝日学生新聞社
  • 監修:井之上喬、⾧深田悟
  • 作:カビリナ
  • 制作:日本パブリックリレーションズ研究所
  • 価格:1,650 円
  • 販売:全国書店およびネット書店
  • 紹介サイト:https://kizuna-ehon.com

ストーリー

明るいお家を作りたいという目標を持っているクマくんは、ビーバーくんが切った木をとってしまい、森のみんなに嫌われてしまいます。しかしリスおばあちゃんに「なかなおりのうた」を教えてもらい、ビーバーくんの気持ちを考えます。(倫理観)。ビーバー君の気持ちに気づいたクマくんはビーバーくんと話して(双方向性コミュニケーション)、謝って木を返します(自己修正)。クマくんは仲直りしたビーバーくんや、森のみんな(社会)ときずなを深め、協力してもらうことで、お家を作るという目標を達成するのです。