2018年02月15日

英国タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education、THE)が現地時間の2月6日、アジア大学ランキング2018(Asia University Rankings 2018)を発表。

それによると総合1位は3年連続でシンガポール国立大学、2位は清華大学(中国)、3位北京大学(中国)、4位香港大学(香港)、5位香港科技大学(香港)、5位南洋理工大学(シンガポール)、7位香港中文大学(香港)、8位東京大学(日本)、9位ソウル大学校(韓国)、10位KAIST(韓国科学技術院)(韓国)となっており、東京大学は2017年から1位ランクを落としている。

このランキングの評価基準は、THE世界大学ランキング同様に「教育の質・学習環境(教育力)」「学生と教員の国際性」「産業界からの収入」「研究の質(研究力)」「論文被引用数(研究の影響力)」の5分野13指標。
東京大学のほか、総合トップ100位には京都大学が11位(2017年14位)、大阪大学が28位(同32位)、東北大学が30位(同26位)でその他では東京工業大学33 位、名古屋大学35位、九州大学48位など100位以内には11大学がランクインしている。

アジア大学ランキングの評価基準になっている、教育力、国際性、産業界との連携など日本の大学、そして日本の教育をグローバル視点で変革する取り組みは喫緊の課題となっている。