2015年03月20日
3月14日は、早稲田大学における当研究所井之上喬所長の最終講義日でした。
最終講義には、受講生のOB/OGや現役大学生、関係者が聴講し、90分の講義を行いました(写真)。
■これまで延べ2000人の受講生 本コースは学際的視点に立った、従来型の広報とは異なる、幅広い、奥行きの深い、日本で初めての本格的なパブリック・リレーションズ(PR)の授業で、理論、知識、実践(技術)力に加えそのスピリットを修得するものです。
下記は、講義要綱で、その学習目標として次のようなことを掲げました。
「パブリック・リレーションズの学習を通して次世代を担う、自立した、戦略性を保有する、知的かつ行動的な、日本人の社会性を強化するコミュニケーション手法を学ぶ。言い換えれば、国際社会で活躍できる、21世紀のリーダーとしての資質を高め、『双方向性コミュニケーション』と『自己修正能力』を体得させることを目標とします。」
井之上所長は、こうした目標を掲げ、2004年4月~2015年3月まで1年間を前期・後期に分け、「次世代のリーダーのために」をテーマに「パブリック・リレーションズ概論」と「パブリック・リレーションズ特論」2つの科目の教鞭を執ってきました。
早稲田では、商学研究科や公共経営研究科など大学院でも教鞭を執りましたが、12年間に及ぶ授業を通して、これまで延べ2000人の教え子が社会に巣立っていきました。