2018年03月10日
3月1日、2日の両日にわたり、当研究所井之上喬所長はアルカンターラ社とベネチア国際大学(VIU)の共催により「変化への対応:地球温暖化と脱炭素社会」をテーマに開催された国際シンポジウムに参加しました。
会場は、イタリア・ベネチア潟に位置するサン・セルヴォーロ島にあるベネチア国際大学のキャンパス。島までは水上バスで10分程度です。同大学は、1995年に創立されたコンソーシアム(共同利用施設)で、世界中から16の会員大学が参加し、加盟大学からの教員による授業はすべて英語。日本からは早稲田大学が加盟しています。アルカンターラ社(当研究所の親会社井之上パブリックリレーションズのクライアント)は、高級自動車のシー
トをはじめとした多様なブランド商品で使用されている素材を提供しているイタリア企業です。
■世界から有識者30名が参画 今回も国際シンポジウムの講演者は、世界各国から、科学者、エコノミスト、研究者、企業経営者、サイエンスライターら約30人。地球温暖化と脱炭素化が人間の生活、企業の行動、情報発信に与える影響を考え、それらに対処するテクノロジーとイノベーションの役割について講演やパネルディスカッションが組まれました
井之上所長は、大会2日目午後のまとめのセッションでパネリストとして参画。新技術や新しい運動を社会に伝えるコミュニケーションの役割としてのリレーションシップ・マネジメントの主柱となるパブリック・リレーシヨンズについて講演しました(写真右)。